ObaRoku

気づけばアラカンなOBAの人生備忘録

はじめに。

気づけば55歳になっていました。同学年には黒木瞳さんと涼風真世さんがいます。

この両者を引き合いに出したのは、55歳という年齢だけを提示すると、身近にいるその世代を思い起こされると思うので、先手を打って、若いイメージ洗脳大作戦です。

しかし、これから綴っていくであろう文章そのものが、いくら若作りしたとて、そのまんまが出てしまうであるので(例:タートルネック⇒とっくりセーター)逆に悲哀を醸しだし、意味のない作戦でした。てへ。

 

で。もう半世紀以上生きていたのか。という、そのあっという間だった驚きはすごいです。

が、20歳の頃の記憶がまるで昨日のように鮮明かと思えば、おととしあたりの出来事が薄れつつあったり…と、それはまだらボケではなく、心にその出来事が刻まれ度合での結果だと思うんですが。そんなことはさておき。

 

毎日の積み重ねで日々は過ぎてゆく訳ですから、今日の朝起きたら急に法令線が出来ていた…とか、二の腕がたるんでいたとか、ダッシュが出来なくなったとか、突然ではなく徐々に変化してきているであろうに、毎日鏡を見ていてもその変化が判らず、ある日急に「げっ、なんでこんなにオバたんに?」と気づくわけで。

 

これは小さかった我が子が、いつを境に急にこんなに大きくなったんだ?という驚きを覚えるのと同じで、精神的には変化がなくても、肉体は着実に変化を遂げていることから、ならば気力、体力が残っていて、外見的にもまた「おばあちゃん、お席どうぞ」と言われないであろう、ぎりぎりBBA一歩前な今を、「あれもやりたかったこれもやりたかった」といくら悔いても遅いんだよと泣き女とならぬよう、とりま、わたくしの心の「気になりオーディション」にエントリーされ、最終審査に進んだものにアタックし(死語)、その記録を残そうと思い立った次第です。

 

全くもって心にイタコ潮来の伊太郎ではなく←わかるかなあ、わかんねだろうなあ←突っ込めば突っ込むほど懐メロ臭強く墓穴エンドレス)が降臨した際に更新いたします。よしなに。